お知らせ

2022.12.13【重要】ぎっくり腰 の前兆と予防について

あお鍼灸整骨院

【 ぎっくり腰について 】

これから増えてくるやつですね。

 

負担の積み重ね × 切欠=ぎっくり腰

 

一般的には「腰の筋肉が固くなって~」と言われますが

多くの腰痛患者さんをみると

柔軟性のある人でもなるし、私よりも筋力・体力もある人でもなります。

年齢も、早くて10代の人もいるし、80代を越えても発生しない人もいます。

どうも腑に落ちないところがありました。

勉強していくなかで、筋肉だけの問題でないことを知ります。

 

固くなっている所をほぐしたり、ストレッチを加える行為も

一時的には楽になるけれど、骨の動きや筋肉の性質といった身体の構造を考えれば

身体の安定を崩す原因になり、結果的に腰痛に繋がるのでウチでは勧めていないです。

 

ということで、未然に防いでおけば不安に感じることもないので

今回は、ぎっくり腰の前兆と予防方法をお伝えしようと思います🙋‍♂️

 

『前兆』

いくつかあるのですが、これが起これば絶対という訳では無く

組み合わされると発生の可能性が高くなるやつです。

 

☑ 真っ直ぐ座ることが出来てない

 来院される9割はコレに当てはまります。

 猫背や骨盤が倒れていたり、腰椎がストレートに近かったりして、

 腰のS字カーブが機能していない人が多いです。

 

☑ 太ももの前と外側が固い

 太ももの筋肉は、かなり強力です。

 太ももの前や外側の筋肉が張ると、関連して太ももの上部、骨の内側から腰椎に斜めに繋がる大腰筋も緊張します。

 ここで、腰椎に滑らかさがあり、S字カーブの機能が正常であれば大腰筋の過緊張を回避できます

☑  身体を後ろに反せない

 今までの2つや、それに加えて骨盤にある仙腸関節が機能していない可能性が高いです

 仙腸関節は、可動範囲は2~3mmであり

 転倒や膝打ち、座り方などで左右のどちらか

 もしくは両方の関節の可動範囲が失われます。

 

 この関節の機能低下は、腰椎から頸椎の骨の動きに加えて

 骨盤につく大小含めて約40個の筋肉にも影響を与えます。

 そのため、身体を反らす、回旋運動などなど全身の動きに影響します。

 

 

『予防方法』
面倒に感じることばかりの内容ですが

①~⑤を組み合わせて行えば、リスクは確実に下がります。

 

① 座位の時、姿勢をよくする

 

 ・坐骨を座面に当てる

 ・しっかりと骨盤を立てて座る

 ・両足を前に投げ出して座らない

 

 そうかと言って、慣れないうちは辛いです。

 逆に腰や背中に痛みを感じることあります。

 なので、朝・昼・晩の食事の前に30~60秒から始めてみましょ!

 繰り返しやっていけば、早くて1か月で乗り越えられる壁です👍

 

② ウォーキング30~60分

 ウォーキングは、運動の基礎です

 ケガなどで崩れた身体を補正してくれる効果があります

 スポーツの競技によって、筋肉や関節への負担の掛かり方が違うことは

 競技されている方であれば実感されていると思います

 歩行検査を行うと、身体に何らかの癖が入っていることが確認できます。

 

 ウォーキングは、全身を一定のリズムで動かすことで前進します。

 競技では、なかなか表現の出来ない動きです。

 

 筋肉のバランスと関節の潤滑性を整えるため

 腰痛の軽減に最適です

 

 歩きなれてない方は、まず10分からスタート

 少しずつ伸ばしていき、30~60分頑張りましょう!

 ※整形外科の腰痛ガイドラインでも、ウォーキングは推奨されています

 

 

③ 入浴前までに軽いストレッチ

 

 入浴後のストレッチは逆効果です。

 詳しい事は端折りますが、関節との関係もあり

 運動の後や仕事から帰ってから、ホント軽くゆっくりと行ってください 

 あと、動的ストレッチ と 静的ストレッチ の間違いにもご注意を!

 

④ 入浴前までに骨盤~腰の辺りをガチの冷却

 

 痛みや違和感を感じる部分は、筋肉や関節に炎症のある状態

 アイシングは、筋肉や関節の疲労の回復に適しています

 寝返りも辛い慢性腰痛の場合

 赤丸の辺りの入浴前までに15分以上の冷却をオススメ

 

 赤丸部分は「 仙腸関節 」と言い特殊な関節

 隙間は、狭いけれど身体の中心にある重要な関節

 転倒や座り方が悪いなど、腰に負担をかけると

 より狭くなったり、開いたり・・・

 この関節が不安定になると、腰痛の可能性爆増です🤔

 

 例えば、足の捻挫で患部にお湯で温める人は居ないと思います

 例えば、野球選手もベンチに戻ると肩に白いやつを巻いてますよね。

 

 

 

⑤ 当院での定期的な施術

 

 自分では、良い悪いの判断できないこと多いですね

 

 良い状態の考え方は、人それぞれ違って

 痛みさえ消えれば、治ったと判断する人もいます。

 

 あお整骨院は、痛みだけを取る=治る ではなく

 同じような痛みが再発しないように

 「未然に防げる身体」「再発しても回復が早い状態」

 を治った状態と判断しています。

 

 通院の間隔が広くなることで

 お伝えてする運動療法も自己流になり

 逆に身体を痛める方もいらっしゃいます。

 定期的に状態の把握と補正、運動方法の見直しで

 腰痛のリスクを無くしていきます👍

 

 

いかがでしたでしょうか。

他に心意的、病的な絡みもあったりするのですが

ぎっくり腰だけでなく慢性腰痛にも有効な方法ですので

まずは、1つでも、2つでも出来ることから取り組んでみましょう!

 

ふだん何ともないのに「急に腰痛になった」

腰痛になること多いけれど「いつもと違う痛み」

であれば、まずは医科で相談されることをオススメします

 

ぎっくり腰リスクを回避して、良いクリスマス、お正月を迎えましょう🎍

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